ホームヘルパー(訪問介護員)は、介護や介助、支援を必要とされる方が在宅で生活していく上で、ケアプランに基づいて身のまわりのお世話をする仕事です。買い物・洗濯・掃除などをする「生活援助」と、食事・入浴・排泄など介助をする「身体介護」が主な仕事ですが、利用者やその家族から生活上の相談にのるなど、生活全般をサポートします。「介護保険制度でのヘルパー」としては資格がないと働けないため、現実的には資格がないと就職は非常に厳しく、採用してもらえない傾向があります。ホームヘルパーの資格には1〜3級があります。
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内容 |
必要受講時間 |
ホームヘルパー1級 |
2・3級の知識以外にヘルパーをまとめるリーダー的役割。2級を持っていないと受講することができません。 |
230時間 |
ホームヘルパー2級 |
生活援助を中心としたヘルパーサービスの基礎+身体介護全般 |
130時間 |
ホームヘルパー3級 |
生活援助を中心としたヘルパーサービスの基礎 |
50時間 |
3級資格でも身体介護を行うことはできますが、2級資格者に比べ報酬や待遇が下がります。ホームヘルパーとしてバリバリ働きたいと思っている方は、2級以上を取得することがオススメします。また1級を取得すると、介護福祉士やケアマネージャーへの道も拓けます。ホームヘルパーの資格は、試験による合否ではなく、ホームヘルパー養成講座を受講して取得できます。取得するために必要な時間は、3級=50時間、2級=130時間、1級=230時間で、どの講座を受講するべきかよく考えて選ぶべきです。厚生労働省指定教育訓練給付講座であれば少額で受講できお得です。受講者は10代〜60代の様々な年代の方がいらっしゃいます。最近では男性の受講生の方も増えてきています。
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